「認知の切り口が、棚を動かした」MEDIHEAL担当者 × 黒沼が語る、オンラインとオフラインを横断したGreedのコミュニケーション設計

韓国発スキンケアブランド 「MEDIHEAL(メディヒール)」

シートマスクの定番ブランドとして日本市場でも広く知られる一方、本場韓国でオリーブヤング長年1位を誇るトナーパッドの認知は、日本ではまだ十分に広がっていませんでした。

「シートマスクだけではないブランドである」という新たな価値をどう届けるか。その課題に向き合い、SNSマーケティング支援を行う Greed との取り組みが始まりました。

オンライン・オフラインを横断した施策の結果、ブランド全体で前年比約180%の売上成長、オフライン売上は前年比約150%を達成。 @cosmeでのPOPUPは第2回開催へと発展しています。

今回は、L&P Cosmetic Co., Ltd. グローバルマーケティング部門のユ・ヒウォン様へのインタビューと、MEDIHEALを担当するアカウントエグゼクティブ 黒沼 による解説の2本立てでお届けします。

L&P Cosmetic Co., Ltd.

グローバルマーケティング部門

ユ・ヒウォン様

株式会社Greed

Sales Team

黒沼 悠我

(以下敬称略)


「限られた予算の中でも、柔軟に動いてくれるパートナー」

―― GreedにSNSマーケティングを任せていただいた理由を教えてください。

ユ: 最初のお取り組みは限られた予算の中でのスタートでしたが、その中でも幅広いインフルエンサーのご提案や起用人数の設計、企画立案まで柔軟にご対応いただけた点が大きな決め手となりました。

また、黒沼さんには複数のブランドを担当されている中でも、常に迅速かつ丁寧にご対応いただき、単なる代理店という立ち位置ではなく、パートナーとして伴走していただいている実感がありました。

さらに、Greed様が保有されているインフルエンサー様のクリエイティブの質や企画提案の専門性も高く、ブランドとして新たな可能性を感じられたことから、ぜひ継続的にご一緒したいと考えました。


「韓国No.1トナーパッド」という切り口が、突破口になった

―― 施策内容と、Greedとの取り組みで印象に残っていることを教えてください。

ユ: Instagramを中心に、美容感度の高いKOLの起用を軸としながら、トナーパッドの認知拡大に取り組みました。すでに市場内で競合の発信も増えている中で差別化が求められる状況でしたが、「シートマスクで認知されているメディヒールから出ている韓国No.1トナーパッド」という切り口をご提案いただき、ブランドの強みを活かした訴求設計が印象的でした。

また、時短ケアやメイク前の使用といったように、KOLごとに異なる切り口で発信いただくことで、ユーザーへの浸透を広げることができました。

オンラインではQoo10メガ割などの施策に加え、@cosmeやロフトでのPOPUPといったオフライン施策も展開してきました。オフライン施策においても、SNSと連動したキャスティングや集客につながるクリエイティブをご提案いただき、ブランドの世界観を維持しながら来場促進につなげることができました。その結果、@cosmeでのPOPUPは第2回を開催できるまでに成長しています。

Greed様の特徴としては、単なるキャスティングに留まらず、ブランドの課題やターゲット心理を踏まえた上で施策全体を設計していただける点にあると感じています。タイトなスケジュールの中でも、予算内で最適なキャスティングや訴求設計、実施タイミングまで含めてご提案いただける点は非常に心強いポイントです。


「前年比180%。オンラインとオフラインを横断した施策が、ブランドを底上げした」

―― 成果と、取り組みを振り返っての感想を聞かせてください。

ユ: これらの取り組みの結果、日本市場における売上は大きく伸長し、ブランド全体で前年比約180%の成長を実現することができました。

また、Qoo10などのオンラインチャネルに加え、@cosmeやロフト、ドン・キホーテといったオフラインでの展開も強化されたことで、オフライン売上も前年比約150%と大きく成長しています。

単発の施策ではなく、オンラインとオフラインを横断した一貫したコミュニケーション設計が、ブランド全体の底上げにつながったと感じています。


「韓国No.1スキンケアブランド」としての権威性を、日本市場で確立する

―― 今後の展望について教えてください。

ユ: 日本市場において、メディヒールの認知は着実に広がってきていると感じていますが、今後はさらに一段階上のポジションとして、「韓国No.1スキンケアブランド」としての権威性を確立していきたいと考えています。

これまではシートマスクを中心にブランド認知が形成されてきましたが、今後はトナーパッドやセラムなど、複数カテゴリにまたがる商品展開を通じて、「メディヒール=総合スキンケアブランド」という認識をより強く浸透させていきたいと考えています。

また、単なる売上拡大にとどまらず、ブランドとして長期的に支持される存在になることも重要視しています。短期的なトレンドに依存するのではなく、ブランドとしての信頼や一貫した価値を積み重ねることで、日本市場におけるポジションをより強固なものにしていきたいと考えています。

今後もGreed様とは、単なる施策実行のパートナーという枠にとどまらず、「ブランドを共につくっていくパートナー」として継続的にご一緒できることを期待しています。


ユ・ヒウォン様のインタビューからは、オンライン・オフラインを横断した施策がブランド全体の成長につながったという手応えが伝わってきました。

ではGreed側は、MEDIHEALの課題をどう読み解き、どのような設計で施策を進めてきたのか。

ここからは、MEDIHEALを担当する 黒沼 が、支援の背景にある考え方を語ります。


「ブランドイメージが、逆に足かせになっていた」

黒沼: MEDIHEALは日本でシートマスクの定番ブランドとして広く認知されている。一見すると強みですが、裏を返すと「MEDIHEALといえばシートマスク」というイメージが固定化されていて、トナーパッドをはじめとする他の主力商品の価値が全く届いていない状態でした。

認知がないのではなく、認知が偏っている。この課題を解くことが出発点でした。


「単発で終わらせない、文脈のある露出設計」

黒沼: 最初の施策は2024年10月、マイクロインフルエンサーを起用したPRからスタートしました。ここで意識したのは「シートマスク以外の商品価値」を軸にした発信設計です。

その後は毎月継続的にInstagramでのPRを実施しながら、クリエイター選定・発信内容・投稿設計を都度最適化していきました。単発で終わらせず、文脈を積み重ねながら「総合スキンケアブランドとしてのMEDIHEAL」を少しずつ浸透させていくことに注力しました。


「SNSが、オフラインを動かす」

黒沼: オンラインでの認知蓄積と並行して、オフライン施策にも力を入れました。

2025年6月には@cosme原宿での単独POPUPを企画・キャスティングから管轄し、Instagram・YouTubeでのSNSタイアップ投稿と連動させました。その後もLOFTでの単独POPUPへのインフルエンサーアサイン、マツモトキヨシでの店頭誘致など、オフラインの購買接点を広げています。

SNSで認知を作り、オフラインで体験させ、ECでの購買につなげる。この流れを一貫して設計することが、ブランド全体の売上底上げにつながったと思っています。

またギフティング施策やイベント開催を通じて、インフルエンサーにMEDIHEALを本当に好きになってもらう関係構築も継続してきました。インフルエンサーにもブランドのファンになってもらうことで、コンテンツの幅も大きく広がりました。


「単発の施策パートナーではなく、ブランド戦略の伴走者へ」

黒沼: MEDIHEALとの取り組みで一貫して意識してきたのは、施策を「点」で終わらせないということです。認知を作り、興味を引き、購買につなげる。その流れを途切れさせずに設計し続けることが、前年比180%という数字につながったと思っています。

今後は、これまで積み上げてきたオンライン・オフラインの施策基盤をさらに強化しながら、「韓国No.1スキンケアブランド」としてのポジション確立を支えていきたいと考えています。シートマスクで培ったブランド力を土台に、トナーパッドやセラムなど複数カテゴリでの認知を広げていく段階に入っています。

また、インフルエンサーとブランドの関係性をさらに深めることも引き続き重要視しています。ギフティングやイベントを通じてMEDIHEALのファンになってくれるインフルエンサーをさらに増やし、コンテンツの質と幅を自然と広げていく。その循環を作り続け、中長期的なブランド成長の土台をより強固なものとしていきたいです。

単なる施策の実行役ではなく、ブランドの成長戦略を一緒に考えるパートナーとして、MEDIHEALの日本市場でのポジション確立に今後も貢献していきます。


今回のインタビュー・解説にご協力いただいたユ・ヒウォン様、黒沼、ありがとうございました。

Greedでは、単なるキャスティングに留まらず、ブランドの課題を起点に施策全体を設計する マーケティングパートナー として、クライアントと向き合うことを大切にしています。

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